2025/05/18 21:25

愛犬が亡くなる時間や場所はそれぞれだとは思いますが、次郎は2024年5月11日の0時半前に家族みんなが見守る中で、静かに目を閉じて亡くなりました。
亡くなる前は毎日病院に通っていたりと辛い部分ありましたが、最期は穏やかに眠りにつけたのではないかと思います。
大切な遺体に対して最初に行うこと
まず、息をしなくなってしまった次郎を目の当たりにし、亡くなったという現実に向き合いました。
そして、体はまだ温もりも残っていたのでしばらくは抱っこしてあげ、次郎を感じていました。
亡くなったからといって触ったり動かしたりしてはいけないということはないので、しっかり愛情を伝えてあげると良いと思います。
死後硬直がはじまると、着せたりすることも難しくなるので出来ればここのタイミングがおすすめです。
もし目が開いている場合はゆっくり閉じてあげ、棺桶に納めることを考え足を優しく体の内側に折り込むように曲げてあげてください。
次郎の場合は、伏せをしたような寝ている姿勢で棺桶に入れてあげたかったのでそのような姿勢にしました。
遺体を大切に扱うために
季節によるものもありますが、悲しいですが遺体は傷んできてしまいます。
その為、早い段階で亡くなった次郎の遺体を冷やすことを行いました。
ドライアイスが必要との事を目にした方もいると思いますが、パッと簡単に入手できるものでもないので、保冷剤や凍らせたペットボトルを使用するのでも十分です。(パグちゃん飼い主さんであれば、保冷剤が家にあるという方は多いと思いますので。)
次郎の場合もお腹の下や体の左右に保冷剤をしっかり入れて、保冷剤がとけてきたら交換してを繰り返し、最終的には4日間一緒に家にいました。
また、夏なのか冬なのかにもよりますが、エアコンで部屋自体を冷やすことでも遺体の保護につながるので、正直寒いと感じることもありましたが、次郎のためにずっとエアコンを入れて部屋自体を涼しく保つようにしていました。
(夜中寝る時も一緒にいたくて、エアコン20℃にしたお部屋で人間は暖かい格好をして過ごしてました。)
※火葬までに期間があり、ご遺体の状態が心配な方は、火葬場に安置室などもあるのでそちらを利用するのも良いかと思います。

遺体の保護のために
死後硬直の後に、今度は体がゆるんで体液や糞尿が漏れ出すことがありますので、ペットシーツや新聞紙等を下に敷いておいてあげると良いです。
ただ、こちらの対応も出来ればきちんと知識のある方に対応してもらった方が良いと思います。
次郎は、亡くなった日も朝からかかりつけ医の治療予約をしていたので、報告という意味も込めて連れて行き、鼻やお尻に綿をつめたり
体のケア(処置)をして綺麗な状態にしてもらいました。
お葬式のタイミングに関して
お葬式をしたり、実際に火葬をするタイミングについては冷静になり考えていただく、(考えたくはないかもしれませんが)事前に考えおいていただくと良いと思います。
なぜかこういう時は変に冷静になり、色々と手際良くきちんとしなければと対応される方もいると思います。
私達も、次郎がなくなった翌朝、病院に連れて行った後に、最短の可能な日程で火葬をしようとしました。
しかし、上にも書いているようにきちんと保護の対応をしていれば遺体の痛みはそんなに急激に進むものではありません。
もちろん仕事の都合だったりもあると思いますが、もし可能であれば火葬までに数日時間を空けることをオススメします。
次郎の火葬に関しても、最初に予約をした日をキャンセルし、後ろ倒しにしました。
そのおかげで、次郎の好きだった場所を一緒に巡ったり、普段行っていたお散歩コースを周ってみたり、思い出話をしたり、抱きしめたり、撫でてあげたり、とても必要な時間であり、お別れをゆっくり噛みしめながら旅立たせることができました。
もし、ご自身の中で踏ん切りがつかない等あれば、仮に一度決めた火葬の日程を変更することも正しい選択なのではないかと思います。